【一般歯科の特徴3】できるだけ抜かない治療

できるだけ抜かない治療むし歯治療をするとき、ほとんどの方は「歯を抜かないでほしい」とおっしゃいます。当院でも歯を残したいと考えていますので、できるだけ抜かない方向で治療を進めていきます。とはいえ、すべての歯を残せるわけではありません。重度のむし歯の場合、状態によっては根管治療でも保存が難しく、やむを得ず抜歯を提案する場合もあります。その場合は、きちんと診断した上で抜く・抜かないを判断します。

歯を「抜く・抜かない」判断基準
歯科治療の最終的な目標は、噛める状態に戻すことです。ですので、歯を抜く・抜かないを決めるときは、補綴物(詰め物・被せ物)を被せられるかどうかを基準にして判断します。

たとえば、何回も治療を繰り返して根がほとんど残っていない場合、治療をしても補綴物を被せることはできません。噛めるようにするには抜歯が必要で、その後、入れ歯・ブリッジ・インプラントを入れて噛み合わせを回復します。

抜きたくない場合は
患者さんの中には、どうしても歯を抜きたくないという方もいらっしゃいます。状態を見た上で判断しますが、治療が可能な場合は、予後が悪くなることを説明した上で根管治療などを行います。なお、明らかに治療が無理で、患者さんの同意が得られない場合は、治療をお断りする場合もあります。

カウンセリングをおこなっております

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