2015年8月14日
2015年8月12日
笑顔あふれる当院で一緒に活躍しませんか
当院は、患者さんの歯っぴぃスマイルをサポートする歯科医院です。患者さんは、20年以上通い続けている方やそのお子さん、お孫さんなど、幅広い世代の方が通ってきます。皆さん、不安やお悩みを抱えているので、何でも相談できるアットホームな雰囲気を大切にしています。
院長が大切にしているのは、みんなの笑顔です。みんなとは、患者さんはもちろん、スタッフも含まれています。スタッフが笑顔になれば患者さんにも伝わり、自然と笑顔が増えていきます。みんながいつも素敵な笑顔で輝いていれば、ハッピーな毎日が過ごせます。院内には先輩スタッフの笑顔があふれていますが、もっともっと笑顔を増やしていきたいと思っています。そこで、笑顔の素敵なあなたの力をお借りしたいのです。
一緒に働きたい方は、こんな方です
院長は一人ひとりのスタッフを尊重し、歯科衛生士の仕事をとおして1人の人間として成長してほしいと考えています。細かい指示を出したり強制したりすることはありませんので、自主的に仕事に取り組める方でしたらやりがいがあると思います。スタッフ同士のコミュニケーションが取れているので、伸び伸びと仕事ができ、生きがいを持って取り組んでいただけます。
<当院が求めているのはこんな方>
・仕事に対して、前向きな方
・歯科衛生士の仕事をとおして成長したい方
・よく笑う方
・楽しんで仕事ができる方
・何事に対しても、自主的に取り組んでいける方
・コミュニケーションの取れる方
当院に興味をお持ちの方は、ぜひ見学にお越しください。担当スタッフが院内をご案内しますので、雰囲気を見た上で判断していただいても結構です。また、直接面接でも大丈夫です。笑顔の素敵なあなたのご応募を、心からお待ちしています。
求人の問い合わせは下記の電話番号にてお気軽にご連絡ください。
0995-42-7700
診療時間
【月~木】9:00~13:00/14:30~18:30
【金】8:30~12:30/14:00~18:00
【土】8:30~12:30
【休診日】日曜・祝日
院長あいさつ
こんにちは。植村歯科クリニックの院長・植村隆文です。
当院は、霧島市隼人町で25年近く診療を続けている歯科クリニックです。開院当初からの患者さんも多く、歯のことなら何でも相談できる、アットホームな雰囲気を大切にしてきました。
診療において大切にしていることは、患者さんの笑顔です。むし歯や歯周病でお口の中の状態が悪いと、見た目や口臭などを気にして、人前で思い切り笑えなくなってしまいます。そうした方でも、歯の治療をすると口元が気にならなくなり、素敵な笑顔を取り戻していきます。私達は、歯の健康を守り、患者さんの歯っぴぃスマイルをサポートする歯科治療を目指しています。
お口の健康では、むし歯や歯周病の治療はもちろんですが、その後のメンテナンスも重要です。お口の中の環境を整えていくことでむし歯や歯周病の再発を予防し、大切な歯を守ることができます。ご自身の歯でしっかり噛めるということは、食べる喜びだけでなく、心と身体の健康をもたらし、生活の質を高めて、豊かな人生が過ごせるようになります。
当院の診療は、メンテナンスを重視した歯科治療です。ていねいな治療できちんと噛める状態に治し、その状態が10年、20年先も維持できるように、しっかりメンテナンスをします。地域の歯のホームドクターとして責任を持って診療いたしますので、お口の健康が気になる方は、お気軽にご相談ください。
口腔外科で全身を診る歯科治療を追求
歯科は、医学の中でも歯学部として独立しています。歯科の分野はお口周りの疾患に限定されますが、そこだけを診ていては、根本的な原因が解決できない場合もあります。適切な歯科医療を行うには、全身のことがわからないと難しいと考え、口腔外科に進みました。
口腔外科は、口腔癌や舌癌など口腔内疾患の外科手術を行う分野です。全身麻酔をかけて手術をする場合、手術中に血圧や心拍数が低下する恐れもありますので、緊急時には冷静に対処しなければなりません。こうした外科手術や全身麻酔、全身管理の経験を積んできたおかげで、どのような状況になっても適切に判断し、冷静に処置できるようになりました。インプラント治療では、全身管理が必要な静脈内鎮静法による手術も行っていますが、こうした経験がバックボーンとなっているから、安全に配慮した治療を進められるのだと思います。
患者さんの反応をダイレクトにキャッチ
私は、幼い頃から細かく手を動かすのが好きでしたので、歯科医師が自分の性格に合っていると思います。学生時代は、歯科医師の仕事が漠然としていてイメージがうまくつかめませんでしたが、患者さんの反応がダイレクトに伝わってくるようになってからは、歯科医師になってよかったと思っています。
治療をして歯の痛みを取り除くと、心から感謝されます。歯を失くした方から「初めて歯の大切さがわかりました」という言葉を聞くとやりがいを感じます。また「先生に入れ歯を治してもらったらうまく噛めるようになりました」と喜んでいただけると嬉しくなります。こうした反応がリアルに受け取れるのが歯科医師の面白さであり、やりがいにつながっているのだと思います。
スタッフの笑顔が患者さんの笑顔
「みんなの笑顔のために」これが当院の理念です。スタッフ全員が笑顔でいられれば、明るい気持ちが周りに伝わり、患者さんも笑顔になれると思います。ですので、スタッフには伸び伸びと仕事ができるよう、ある程度自主性にお任せしています。
とかく、院長とスタッフとの関係は堅苦しく思われがちです。上下関係も大切ですが、萎縮してしまうとよい仕事ができません。お互いに何でも話し合えるように、フレンドリーな関係を大切にしています。スタッフ同士が伸び伸びとしているので、アットホームで通いやすい歯医者さんになっているのだと思います。
口腔外科について
口腔外科は、横に倒れて骨に埋まっている親知らず(水平埋伏智歯)の抜歯や顎関節症の治療など、外科的な処置を必要とする治療です。
口腔外科と聞いて真っ先に頭に浮かぶのは、顎の骨の中に埋まっている親知らずの抜歯と、お口の中のできものの切除だと思います。しかし口腔外科は、外科だけを扱うわけではありません。顎・口腔には多種多様な病気が起こります。顎口腔機能すべてを口腔外科の分野と考えているので、親知らずの抜歯から顎骨炎、骨髄炎、口内炎(難治性も含む)、顎関節症、神経痛、癌(歯肉癌・舌癌)、口腔心身症など、お口の中と顎の病気の内科・外科的処置から、ストレス障害の診断・治療までを治療範囲としています。
<口腔外科で扱う内容>
顎骨炎/骨髄炎/口内炎(難治性も含む)/顎関節症/神経痛/癌(歯肉癌・舌癌)/口腔心身症 など
痛くない親知らずの抜歯
抜歯をするとき、歯が顎の中に埋まっていたり親知らずが横から生えていたりすると、一般歯科では処置が難しく、断られる場合があります。こうした処置ができるのは、口腔外科医のいるクリニックや大きな病院です。院長は大学病院の口腔外科出身なので、一般歯科では対応できない複雑な親知らずも、痛みを与えずに抜歯をします。親知らずの抜歯でお困りでしたら、ぜひ当院までご相談ください。
口腔外科医がお口の中のあらゆるトラブルに対応
親知らずの抜歯をはじめとする外科的な処置の経験が豊富です。その経験を生かして、顎の骨の中に埋まっている歯や複雑な親知らずの抜歯、外科的処置を必要とする歯周病、インプラントまで対応いたします。抜歯後は、一般的な歯科治療やメンテナンスでお口全体を管理していきますので、安心してお任せください。
顎関節症
近年、顎の痛みや違和感を訴える若い女性が急増しています。ある調査によると、日本人の5人に1人は顎関節症のキャリアだと言われ、その中には口を開けられないような重度の方もいます。
顎関節症は、顎や顎の関節に負担がかかり、痛みや違和感が生じる病気です。その症状には「顎や顎関節の痛み、違和感」「口を開けたときに音がする」「顎でカクカクと音がする」などがあります。はじめは軽い違和感でも、症状が進むと、口を開けたときに激痛が走り、日常生活にも支障をきたします。早めの診断と治療が必要です。当院では顎関節症の診断と治療を行っていますので、気になる方は一度診断を受けてください。
生活の質を高める歯周病治療
歯周病はお口の中の感染症の1つで、歯と歯ぐきの間で繁殖した細菌に感染して、歯の周りに炎症が起きる病気です。
歯周病は歯を失う原因のトップを占め、日本人の80%は歯周病に感染していると言われています。もはや国民病とも言える歯周病ですが、初期症状はほとんどありません。50歳前後から症状が現れる方が多く、気づいたときにはかなり進行しています。
当院ではすべての患者さんに歯周病検査を行い、歯周病の早期発見・治療に努めています。放っておくと歯を失う恐ろしい病気ですが、早期発見・治療を行えば、完治が可能です。重度の場合でも、きちんと治療をすれば進行を食い止めることができます。一生自分の歯でものが食べられると、QOL(生活の質)が高まって、充実した日々を過ごせるようになります。当院の歯周病治療で、歯周病から大切な歯を守りましょう!
当院の歯周病治療
スケーリング
歯周病治療の基本です。歯科衛生士がスケーラー(専用器具)を使って、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目に残っている歯垢や歯石をていねいに取り除いていきます。処置後は歯ぐきが引き締まって歯周ポケットの深さが浅くなり、歯周病の症状が改善できます。初期段階の歯周病であれば、数回のスケーリングでほぼ完治できます。
なお、お口の中の汚れは3~4か月で再付着し、そのままにしておくと細菌が繁殖して歯周病が再発します。定期的にスケーリングを行うことで、歯周病の再発を防ぎます。
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
根の部分に付着した汚れは、スケーリングでは取り除けません。SRP(スケーリング・ルートプレーニング)は、歯科衛生士が専用器具で歯周ポケットの奥深くに隠れている歯垢や歯石を除去する処置です。歯周ポケットの内側に器具を入れますが、麻酔を効かせていますので治療中の痛みはありません。歯ぐきの内側の歯垢や歯石とともに、歯周病の原因菌を除去することで歯周病を改善し、再発予防にもつながります。
外科的処置
歯周ポケットが深くなり、通常のスケーリング・ルートプレーニングで汚れを取り除けない場合は、外科的処置を行います。歯周ポケットを切開し、スケーリング・ルートプレーニングで歯石を除去します。
歯周病治療の流れ
Step1.歯周病検査
歯肉の状態、歯周ポケットの深さの測定、歯の動揺検査をして、歯周病の進行状態を確認します。
Step2.スケーリング
スケーリングで、お口の中に残っている歯垢や歯石を除去します。初期段階の歯周病であれば、数回の治療でほぼ完治できます。歯周ポケットが深く、通常のSRP(スケーリング・ルートプレーニング)で除去できない場合は、外科的処置を行って歯石を除去します。
Step3.再検査
再検査を行い治療の成果を評価します。改善が認められれば、歯周病治療は終了です。
Step4.メンテナンス
治療を終えたあとの健康な状態を維持するために、3か月に一度のメンテナンスをおすすめしています。
歯周病の進行具合と治療方法
軽度歯周病
歯と歯肉の間に歯垢や歯石が溜まって細菌が繁殖し、歯肉に炎症が起きた状態です。腫れや出血などの症状があります。この段階でしたら、歯科衛生士のブラッシング指導や歯のクリーニングで完治が見込めます。
中等度歯周病
出血や口臭がひどくなり、歯石も目立ちます。歯槽骨の吸収も始まり、歯周ポケットの溝が深くなって歯がグラつくようになります。この段階になると、歯周ポケットの内部に付着している歯石を除去する処置が必要です。痛みを感じるときは麻酔をしますので、痛みはありません。
重度歯周病
歯肉が化膿して腫れあがり、歯槽骨の吸収もかなり進んで、歯のぐらつき(動揺)も大きくなっています。この段階になると、通常の処置で対応できない部位は歯周外科で処置します。それでも保存不可能な場合は、抜歯となります。
噛めることを考えた審美歯科
審美歯科は歯の美しさを重視した治療です。良質な素材の補綴物(被せ物・詰め物)を使って美しく機能する状態にし、口元のコンプレックスを解消します。
審美歯科治療は、見た目を美しくしたり歯を白くしたりする治療だと思われがちです。当院の考える審美歯科治療は、噛む機能の回復が第一で、その上で歯を美しく見せることだと捉えています。また、被せ物を使った治療のほかに、より歯を美しく見せるホワイトニングも行っています。
補綴カウンセリングで最適な素材を提案します
女性の多くは審美性を重視しているようですが、情報が少ないので、どのような素材を選んだらよいのかわからない方が多いようです。当院では患者さんのご要望を伺いながら最適な素材をご提案いたします。
カウンセリングでは、扱っている素材の見本をお見せしながら、それぞれのメリット・デメリット、費用に至るまで説明し、患者さんのご要望を引き出しながら、その方に合った最適な素材を提案いたします。疑問や質問があれば何でもご相談ください。
メタルフリー素材で健康にも配慮
詰め物や被せ物は、お口の中に長期間入れて使用するものです。補綴物の中にはアレルギーを引き起こす金属を含んでいるものもあり、全身の健康を考えた上で素材を選ぶ必要があります。
当院で扱っている素材はメタルフリー素材で金属を一切含んでいないので、金属アレルギーのある方でも安心してお使いいただけます。これらの素材は、見た目の美しさはもちろんですが、汚れが付きにくく、耐久性・適合性に優れています。また、噛み合う歯にも負担がかからないので、お口全体の健康を維持することができます。
歯根破折を防ぐファイバーコア
歯根破折(根が割れたりヒビが入ったりする状態)になる方の特徴をみていくと、食いしばりや歯ぎしりの癖があり、歯に強いストレスがかかって割れてしまうケースが多いようです。当院では、被せ物の土台にファイバーコア(グラスファイバーを使った土台)を使用することで、歯根破折を防いでいます。
ファイバーコアは、中心にファイバー(ガラス繊維)の支柱を入れているので、しなやかさがあります。強く噛みしめると、コアがたわんで力が分散されるので、歯根破折が起きにくくなります。当院では10年以上ファイバーコアを使用していますが、歯根破折が起きたのはほとんどありません。
当院の主な審美歯科メニュー
ジルコニア
ジルコニア素材の上からセラミック素材を覆った人工歯です。ジルコニアの特徴は、美しさと強度です。ダイヤモンドに匹敵する強度があり、ブリッジやインプラントなどの強度を必要とする部分の歯にも最適です。また、金属を一切使っていませんので、金属アレルギーのある方でも安心してお使いいただけます。
キャスタブルセラミック
セラミック素材のインレー(詰め物)です。審美性に優れていて透明感があり、噛み合う歯にも優しい素材です。
ホワイトニング
被せ物を入れると、歯に対する意識が高まり、ほかの歯も白くしたくなるようです。そうした方に最適な方法がホワイトニングです。ホワイトニングは、歯を削らずに専用の薬を使って歯を白くする方法です。気軽に白くできることから、ホワイトニングの人気が高まっています。
専用のホワイトニング剤を歯に塗り、薬を浸透させることでワントーン明るい白さになります。歯の黄ばみやクスミもなくなるので、口元が明るくなってお顔全体が華やいだ雰囲気になります。薬の副作用がなく、削らずにできるので歯を痛める心配もありません。歯の色が気になる方は、お気軽にお声がけください。
インプラント治療
インプラントは、失った歯の代わりに、顎の骨の中にインプラント(人工歯根)を入れ、その上から人工歯を装着して噛み合わせを回復する治療です。
インプラントは、むし歯治療や歯周病治療と違って手術が伴うため、ドクターの経験と技術力が問われる治療です。院長は口腔外科出身のドクターで、多くの外科手術を経験してきました。当院でもこうした経験を生かして、専門性の高いインプラント治療を行っています。
当院のインプラントは、噛めることを考えたインプラントです。正確な診査・診断、安全に配慮した手術、治療後のメンテナンスまで、専門性の高い技術で、しっかり噛めて喋れる治療をします。事実、15年前にインプラントにした方の中には、今でもしっかり噛めてきちんとメンテナンスに通ってくる方も多くいらっしゃいます。インプラントについてご興味をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
迷っている方にはインプラントをおすすめします
抜歯をするとき、その後の治療方法の選択で悩む方が多いと思います。それぞれの治療には一長一短がありますので悩むのは当然だと思いますが、お口全体の健康を考えれば、インプラントに勝る治療はないと考えます。もちろん、お口の中の状態や年齢、ご要望によって判断は変わってきますが、患者さんが迷っているのであれば、当院ではインプラントをおすすめしています。
インプラントをおすすめする理由
歯科治療の目的は2つあります。「噛める状態に戻すこと」と「歯槽骨を残すこと」です。抜歯をすると歯根も失うので、歯槽骨(歯を支えている骨)が吸収されて痩せていってしまいます。歯槽骨を失うと、お口の中の状態が悪くなり、歯を次々と失う原因にもなりかねません。インプラントは、骨の中に人工歯根(インプラント)を埋入することで歯の退縮を防げるので、歯槽骨を残すこととなり、お口全体の健康にもつながります。そういう意味においても、当院ではインプラントをおすすめしています。
インプラント治療が不安な方へ
高度な麻酔技術で手術中の不安を取り除く
インプラントは手術があり、痛みを気にする方も多いと思います。手術中は麻酔をするので痛みがほとんどなく、術後の痛みも親知らずの抜歯程度です。一般的な浸潤麻酔で十分ですが、痛みに敏感な方や恐怖心の強い方には笑気ガスによる鎮静法で麻酔をかけて手術を行います。
総入れ歯が安定しない......
当院では、入れ歯の安定性を高めるためにインプラントを埋入することがあります。失った歯が多くなると、その分インプラントの埋入本数も増え、患者さんにかかる負担も大きくなり、治療も難しくなります。そこで当院では、入れ歯治療にもインプラント技術を取り入れています。インプラントを数本埋入し、その上から入れ歯を装着するとズレやがたつきがなくなり、入れ歯でもしっかり噛めるようになります。
骨が不足している......
インプラントを埋入するには、ある程度の骨の厚みや深さが必要です。骨のボリュームが少ない場合は、骨造成手術にも対応しています。骨造成は、骨の部分に人工骨などを移植して骨の量を増やす治療です。抜歯をしてから長期間経っている方でも、骨造成をすることで、インプラントができるようになります。骨が少ないと診断され、治療を諦めていた方は、骨造成でインプラントが可能になる場合もあります。一度ご相談ください。
※骨の吸収が激しい場合は、骨造成が難しい場合もあります。
インプラントと従来の治療(入れ歯・ブリッジ)の違い
歯を失ったあとの治療には、入れ歯、ブリッジ、インプラントがあります。従来は入れ歯とブリッジが中心でしたが、歯に負担がかかったり安定性が欠けたりするため、違和感や不調を訴える人も少なくありませんでした。入れ歯やブリッジと違い、インプラントは顎の骨に人工歯根を埋入するので、ガタつきがなく、自分の歯と同じようにしっかり噛んで、しっかり喋ることができるようになります。
インプラント | 従来の治療 | ||
---|---|---|---|
入れ歯 | ブリッジ | ||
歯を1本失う | 健康な歯を削らずにできます。歯のなくなった顎の骨にインプラントを埋入します。 | 健康な歯に金具をかけて固定させます。装着時の違和感があり、バネをかけた歯に負担がかかります。 | 隣接する健康な歯を削り、それを土台にして人工歯を装着します。 |
歯を数本失う | 歯のなくなった部分のみに手術でインプラントを埋入するので、残っている歯に負担がかかりません。 | ||
歯をすべて失う | 必要な本数のインプラントを埋入して骨としっかり結合させるので、ズレやがたつきがなくなり、しっかり噛めるようになります。 | 総入れ歯を作り、歯肉に吸着させて固定させます。安定性に欠け、噛む力が弱まり、食べ物が内側に入って痛くなることもあります。 | 対応できません。 |
しっかり噛める、痛くなくて外れない入れ歯
入れ歯は、失った歯の機能を回復するための取り外し式の人工歯で、部分入れ歯と総入れ歯があります。
患者さんの相談を聞いていると「入れ歯は痛くて当然」「外れて当たり前」と思っている方が多いように感じます。でも本当にそうでしょうか。歯科治療の目的は噛めるようになることなのに、噛めない入れ歯では目的を達成することはできません。
入れ歯は、しっかり噛めて痛くなく、外れないのが当たり前です。その中でも一番重要なのが噛み合わせです。しっかり噛める入れ歯はズレやがたつきがなく、痛みもありません。当院では噛み合わせを重視し、しっかり噛める快適な入れ歯、患者さんのご要望に合わせた入れ歯を提供しています。
当院のしっかり噛める入れ歯メニュー
今ある総入れ歯をコピーする【コピーデンチャー】
新しい総入れ歯を作るとき、たいていは一からの作り直しとなります。そのため、でき上がってきてもしっくりしなかったり、お口に馴染まずによく噛めなかったりということがあるようです。当院のコピーデンチャーでしたら、最初からしっかり噛める入れ歯に仕上がります。
コピーデンチャーは、お使いの総入れ歯を複製し、それをベースとして新しい入れ歯を作る方法です。患者さんにとって、今お使いの入れ歯が一番お口に馴染んでいる状態です。それをもとに調整を加えていくので、精度の高い入れ歯に仕上がります。
コピーデンチャーにより今までの不具合が解消され、しっかり噛めてよく喋れるようになり、心も身体も健康になって、生活の質も高まります。総入れ歯の不具合でお悩みの方は、コピーデンチャーで噛める喜びを取り戻しましょう!
<コピーデンチャーの流れ>
Step1.入れ歯の複製
現在お使いの入れ歯のコピーを作るため、入れ歯の印象(型とり)を取ります。
その日はそのままお帰りいただきます。
Step2.コピーした入れ歯の調整
コピーした入れ歯ができ上がってきたら、調整を加えます。
Step3.新しい入れ歯の調整
調整を加えた入れ歯をもとに、新しい入れ歯ができ上がります。
実際に装着して、調整を加えます。
インプラントで固定する【インプラントオーバーデンチャー】
歯がほとんどなくなったとき、インプラントより入れ歯を選択する方が多いと思います。失った歯が多いほどインプラントの本数は増え、治療費も高額となり、患者さんの負担が増すからです。当院ではしっかり噛める入れ歯作りを心がけていますが、それでもインプラントに比べると、安定性には欠けると言わざるを得ません。
こうした問題を解消する入れ歯が、インプラントオーバーデンチャーです。この入れ歯は、インプンラント技術を取り入れた安定性の高い入れ歯です。顎の奥にインプラントを埋入し、その上から入れ歯を装着します。インプラントが入れ歯をしっかり固定するので、ズレたりがたついたりしません。従来の入れ歯に比べて安定性が高いので、しっかり噛めるようになります。
インプラントに比べると埋入本数は少なくなり、患者さんの負担も軽くなります。また、従来の入れ歯に比べて安定性が高まるので、両方のメリットを取り入れた入れ歯と言えます。総入れ歯でも、快適な入れ歯を求めている方に最適です。
ソフトで目立たない【ノンクラスプデンチャー】
入れ歯の金具が目立つのはイヤ。そんな方でも人目を気にせずに使える入れ歯が、ノンクラスプデンチャーです。
ノンクラスプデンチャーは、肌色に近い樹脂を使った目立たない入れ歯です。薄くて軽く、弾力性のある素材を使用しているので、装着時の違和感がなく、しっかり噛んでも歯や顎に大きな負担がかかりません。安定性にも優れているので、保険の入れ歯に比べ、しっかり噛むことができます。
安心して通える小児歯科
小児歯科では、むし歯予防と治療、歯並び・噛み合わせの診断と治療をとおしてお子さんのお口を管理し、お口の健康を維持する処置を行います。
近年、食生活や生活習慣などの変化から、歯並びや噛み合わせの悪いお子さんが増えてきました。保護者の方もお子さんの歯並びを気にするようになり、早期から小児歯科に相談に行く方が多いようです。乳歯のむし歯や不正歯列・不正咬合は、永久歯や顎の成長に悪い影響を与えます。お口の健康を保つには、小児歯科で定期検診を受けることが大切です。
当院は、開院当初から小児歯科に力を入れ、乳歯時期からの健康管理のサポートに努めてきました。お子さんが安心して治療を受けられる環境を整えていますので、お子さんのお口の中が気になる方は、お気軽にご相談ください。
お子さんに自信を与える小児歯科
小児歯科で大切なことは、お子さんの不安を取り除き、自信を与えてあげることです。お子さんは、多かれ少なかれ、歯医者さんに対して不安や恐れがあります。特に初めて治療をするお子さんはその傾向が強く、治療の進め方を間違えると自信を失い、一生トラウマを抱えてしまいます。
当院の小児歯科は、お子さんの繊細な心を理解することからスタートします。治療を始めるのは、不安や心配がなくなって心を開いてくれてからなので、苦手意識がなくなります。お子さんが歯科治療に対して悪いイメージを持たないよう常に心を配っていますので、安心してお任せください。
初めてのお子さんにいきなり治療はしません
初めてのお子さんは、目の前に見たこともない器具や器械があると、それだけで怖がってしまいます。まずは、診療室の雰囲気に慣れることが必要です。
嫌がるお子さんや恐怖心の強いお子さんには、診察椅子に座って横になってもらい、少し慣れてきてからお口の中にバキュームや治療器具を入れる練習をします。繰り返し練習をしていくと、器械が怖くないことがわかります。お子さんの性格を見ながらステップを踏んでいきますので、ほとんどのお子さんは自分からお口を開けてくれるようになります。
なお、それでも恐怖心が強くて治療を嫌がる場合は、小児歯科専門クリニックでの受診をおすすめしています。
笑気麻酔で苦手意識を克服する
初めての歯医者さんでも、少し頑張れば治療ができるお子さんには、笑気麻酔を使って治療をします。笑気麻酔には鎮静効果があり、意識がぼーっとしてきて、リラックスした状態で治療が受けられます。特に初めてのお子さんに有効で、笑気麻酔で治療ができるようになると、それが自信となり、次回からは怖がらずに治療を受けられるようになります。
ご家族の立ち会いで不安を和らげる
診療室には、ご家族も任意で一緒に入っていただけます。不安の強いお子さんは、ご家族が側にいるだけで安心して治療が受けられるようになります。逆に、依存心の強いお子さんはご家族が側にいると甘えてしまい、治療がうまく進まない場合もあります。その場合は待合室でお待ちいただきます。
当院の小児歯科メニュー
歯ブラシ指導
むし歯予防の基本は歯磨きですが、小さなお子さんは歯ブラシを上手に使えず、磨き残しができてしまいます。歯ブラシ指導では染出しを使い、残っている汚れを見せながら、歯ブラシの正しい使い方を指導します。
シーラント
奥歯の溝は柔らかくて汚れが溜まりやすく、むし歯になりやすい場所です。シーラントは、奥歯の溝に汚れが溜まらないように、歯科用のプラスチックを詰めるむし歯予防処置です。取れてしまうと効果はなくなりますが、再度シーラントを詰めれば予防できます。
フッ素塗布
フッ素には、歯質を強くしてむし歯を予防する効果があります。市販の歯磨き剤にもフッ素配合のものがありますが、歯科医院のフッ素は濃度が高く、高い予防効果が期待できます。
定期的な予防管理で一生涯にわたって自分の歯を残す
予防歯科は、むし歯や歯周病などの予防処置を行いながら、お口全体の健康を維持管理するための処置です。
「歯科医院は、痛くなったら行くもの」と思っている方はとても多いでしょう。でも、歯が悪くなったということは歯を削って治療することですので、決してむし歯になる前の状態に戻るわけではありません。しかも、一度治療した歯は再治療のリスクが高くなり、やり直し治療を繰り返していくと歯はボロボロになり、ついには失ってしまいます。事実、日本人の80歳時での残歯数は7~8本。いかに深刻な問題であることかがおわかりいただけるでしょう。
予防歯科で、自分の歯で噛める喜びを
平均寿命が延びた今、80歳になっても元気な方が増えてきました。それとともに歯の健康意識も変わってきて、口腔ケアに力を入れる方も増えています。これからの歯科治療は、削って治療するのではなく、削らないで予防していくことが大切です。
歯科医療の目的は、しっかり噛めるように治し、その状態を維持することです。80歳になってもご自身の歯で食べられれば、心と身体も健康になって、豊かな人生を過ごせるようになります。そのためにも、当院では予防歯科に取り組んでいます。
メンテナンスがQOLを高めるスタートライン
カウンセリングをしていて気づくのが「将来、入れ歯になるのは当たり前」と思っている方が多いことです。そして、そう話していた方が数年後に入れ歯になると「もっと歯を大切にしておけばよかった」とおっしゃるのです。もっと早く気づいてほしかった、と思うと残念でなりません。生活の質を高めるために「歯」はとても大切な要素です。70歳、80歳になっても歯が残っていれば、人生の質が高まります。
60歳を過ぎると毎年1本ずつ歯を失う!?
60歳を過ぎてから定期的にメンテナンスを受けていると、歯を失う割合は10年に1本です。一方、メンテナンスを受けていない場合は、1年に1本の割合で歯を失っていきます。医療費を比較しても、残っている歯の多い方のほうが医療費負担は少なく、失った数が多い方になればなるほど、負担が大きくなっていきます。(データ参照)
患者さんにこの図をお見せしながら説明すると、皆さん納得されて、積極的にメンテナンスを受けるようになります。
メンテナンスは、生活の質を高めるスタートラインです。治療を終えても、スタートラインに立たなければもったいない人生となってしまいます。健康で充実した毎日を過ごせるよう、メンテナンスで歯を守りましょう。
メンテナンスで歯周病の再発を防ぐ
当院では、すべての患者さんに対して歯周病検査を行い、歯周病を改善したあとで主訴の治療をします。歯周病治療が済み「これで歯周病は完治した」と思われるようですが、症状を改善して進行を食い止めただけです。
お口の中の環境によっては再発の恐れがあります。治療を終えたあとが予防のスタートライン、と言われるのもそのためです。現在、日本人の歯を失う原因のトップが歯周病です。歯周病で歯を失わないためにも、定期的なメンテナンスを受けましょう。
一番大切なことは、メンテナンスの継続です
お口の健康を守る一番の近道は、メンテナンスの継続に尽きます。毎日の歯磨きでも予防効果はありますが、歯ブラシが当たりにくい部分の汚れは、自分では落とせません。それが溜まっていくと、細菌が繁殖してむし歯や歯周病を引き起こします。そうならないためには、メンテナンスを継続することです。
メンテナンスでは、歯のクリーニングを行って、お口の中をむし歯や歯周病になりにくい環境に整えていきます。同時に、むし歯や歯周病の早期発見・早期治療にもつながります。
3か月に一度がメンテナンスの周期
メンテナンスで歯垢や歯石を取り除くと、お口の中がキレイになって、むし歯や歯周病になりにくくなります。その状態を維持するには、定期的なメンテナンスが必要です。当院では3か月に一度のメンテナンスを推奨しています。メンテナンス後、3か月ぐらいで歯石がつき始めます。そのタイミングでメンテナンスをすれば、細菌の繁殖を抑えることができ、むし歯や歯周病にもなりにくくなります。3か月に一度のメンテナンスで、大切な歯をむし歯や歯周病から守りましょう。
予防歯科でお口の環境を守る
軽い風邪や擦り傷は、自然治癒力が働いて自然によくなります。でも、歯にはその能力がありません。どんなにキレイな詰め物や被せ物を入れても、天然の歯に勝るものはありません。削らずに済むのですから、予防歯科でブラッシング指導、フッ素塗布、食事指導を受け、定期的に歯の状態をチェックしましょう。それで改善されなくても、早期治療ができるので、削る量を最小限に抑えることができ、長持ちする治療につながります。
当院の予防歯科メニュー
【PMTC】歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニング
毎日歯を磨いていても、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間など、歯ブラシが当たりにくい部分には汚れが残っています。こうした、自分では落とせない汚れをキレイにお掃除してくれるのが、本格的な歯のクリーニング、PMTC(Professional Mechanical Teeth Cleaning)です。当院では、歯科衛生士によるPMTCを実施しています。
PMTCは歯の専門家が行う歯のクリーニングで、歯科衛生士が専用器具を使って汚れをていねいに取り除きます。歯と歯ぐきの間の汚れも除去するので、歯ぐきが引き締まって歯肉の状態が安定します。仕上げに研磨剤を使って1本1本の歯を磨き上げていくので、歯の表面がツルツルになって、汚れが付きにくくなります。また、お口の嫌な臭いもなくなって、すっきりします。汚れとともに細菌も除去するので、むし歯や歯周病の予防にも効果的です。
【ブラッシング指導】正しいセルフケアが身に付く
予防の基本は歯磨きですが、磨き方が間違っていると、歯ぐきを痛めたり汚れが残ってしまったりして効果は半減します。正しいブラッシング方法を身に付けることが、予防の近道といえます。ブラッシング指導では、歯ブラシの当たりにくい場所の汚れの落とし方、歯の形状に合わせた歯間ブラシ・フロスの選び方と使い方などを指導しながら、正しいセルフケアを身に付けていただきます。
2015年8月11日
一般歯科(むし歯)
一般歯科では、むし歯の治療や根の治療など、お口全般の治療を行います。
歯の治療は痛くて怖い。多くの方は、こうしたイメージをお持ちです。確かに、むし歯が大きくなると治療が大変になり、痛みを感じることがあるかもしません。でも安心してください。当院のむし歯治療は、痛みに配慮した、ストレスの少ない治療です。高度な麻酔技術で痛みをコントロールし、1つひとつの処置をていねいに行い、再発の少ない治療を行っています。歯科医院が怖くて治療に行く勇気が持てない方は、ぜひ当院までご相談ください。
【一般歯科の特徴1】良質な歯科医療を提供
再治療をするとき、歯の状態を見れば担当したドクターの技術がわかります。技術力のあるドクターは細かい部分まで精密に削り、ていねいな治療をしています。事実、院長も患者さんのお口の中を診ているときに「きちんとした治療だな」と感心することが何度かあります。だからこそ、いい加減な治療はしたくありません。治療の質にこだわり、きちんとした治療を行っています。
細かい部分に気を配った治療
当院が考える「きちんとした治療」とは、ていねいで長持ちする治療です。むし歯検知液を使って削り残しを防ぎ、土台を精密に削り、隙間のないように補綴物を被せます。また、根管長測定器で根の長さを正確に測定し、しっかり薬を詰めて再発を防ぎます。これらは決して特別なことではなく、歯科治療の基本です。当たり前のことを1つひとつていねいに治療することで、再発の少ない長持ちする治療につながります。
●むし歯検知液
むし歯を削るときに使用する、むし歯だけに反応する薬です。むし歯と健康な歯の境界線は、肉眼ではよくわかりません。再発を防ぐために大きめに削ると、健康な歯質まで削ってしまいます。むし歯検知液を使うと確実にむし歯だけを削ることができ、削り過ぎを防げます。
【一般歯科の特徴2】痛みに配慮した治療
治療中の痛みを抑えるために、通常は一般的な麻酔注射(浸潤麻酔)で痛みをコントロールします。極端に痛みに弱い方、恐怖心が強い方、麻酔注射で効かない方には、笑気麻酔を用意しています。
笑気麻酔を使うと、笑気ガスの鎮静効果で身体がリラックスしてきます。治療中の不安や緊張がなくなるので、落ち着いた状態で治療ができます。笑気麻酔が効いてきてから麻酔注射をするので、針を刺したときの痛みや不快感もなくなり、もちろん治療中の痛みもありません。
【一般歯科の特徴3】できるだけ抜かない治療
むし歯治療をするとき、ほとんどの方は「歯を抜かないでほしい」とおっしゃいます。当院でも歯を残したいと考えていますので、できるだけ抜かない方向で治療を進めていきます。とはいえ、すべての歯を残せるわけではありません。重度のむし歯の場合、状態によっては根管治療でも保存が難しく、やむを得ず抜歯を提案する場合もあります。その場合は、きちんと診断した上で抜く・抜かないを判断します。
歯を「抜く・抜かない」判断基準
歯科治療の最終的な目標は、噛める状態に戻すことです。ですので、歯を抜く・抜かないを決めるときは、補綴物(詰め物・被せ物)を被せられるかどうかを基準にして判断します。
たとえば、何回も治療を繰り返して根がほとんど残っていない場合、治療をしても補綴物を被せることはできません。噛めるようにするには抜歯が必要で、その後、入れ歯・ブリッジ・インプラントを入れて噛み合わせを回復します。
抜きたくない場合は
患者さんの中には、どうしても歯を抜きたくないという方もいらっしゃいます。状態を見た上で判断しますが、治療が可能な場合は、予後が悪くなることを説明した上で根管治療などを行います。なお、明らかに治療が無理で、患者さんの同意が得られない場合は、治療をお断りする場合もあります。
むし歯の進行と治療法
CO(初期のむし歯)
歯が溶け始めてむし歯が始まっている状態です。この段階では、フッ素入りの歯磨き剤で歯磨きをしっかり行えば再石灰化させることができます。
C1(エナメル質のむし歯)
歯の表面のエナメル質が酸で溶かされて、うっすらと変色した状態です。歯と歯の間などにできやすく、自分では発見が難しいと言えます。
C2(象牙質のむし歯)
むし歯が象牙質に達し、鏡で見るとはっきりと色が変わっているのがわかるので、自分でもむし歯が確認できます。この段階になると、冷たい物や甘い物を食べたときにしみたり痛くなったりすることがあります。
C3(歯髄のむし歯)
むし歯が神経にまで達し、歯が黒く変色して、舌で触ったときに穴が開いているのがわかります。この段階になると食べ物が詰まり、痛みが伴います。
C4(根の先のむし歯)
むし歯が大きくなって神経が壊死し、細菌が根の先に広がってさらに悪化すると、根の先に膿胞(膿のかたまり)ができます。この段階になると、残っている歯質はほとんどなくなります。治療が可能な場合は根管治療で歯を残しますが、それでも難しい場合は抜歯となります。
何でも相談できるアットホームな歯医者さん
歯科医院を選ぶとき、皆さんは何を基準に考えますか?診療時間や休診日、診療科目、あるいは医院の外観、雰囲気など、それぞれに基準があるでしょう。中でも一番気になるのが、何でも相談できる歯科医院かどうかだと思います。
当院は、霧島市隼人町に開院して以来、地域の歯のホームドクターとして診療を続けてきました。何でも気軽に相談できるよう、患者さんとはフランクに接するように心がけています。
患者さんは家族と同じです
開院当初、隼人町は開発途中の地域でしたので、ファミリー世帯が多い町でした。まだ、お子さんのむし歯が多い時代。当然、患者さんもお子さんが目立ちます。ですので、お子さんでも安心して通えるように、アットホームな雰囲気を大切にしてきました。
診療では、自分の家族を治療するように、痛みや不安、ストレスを与えない治療を心がけています。お子さんからそのご両親、おじいさん、おばあさんまで、ご家族揃って通える環境を整えていますので、気軽にご来院ください。
患者さんの期待に応えられる歯科医院
開院当初から通い続けている患者さんとは20年来のお付き合いがあります。ご高齢になっている方もおられますが、通い慣れた当院を信頼してくださり、定期的にメンテナンスに通っていただいています。中には、20年前に治療したインプラントが今でもしっかり機能している方もいて「あのときインプラントにしてよかった」と笑顔で話してくださいます。
院長も間もなく還暦を迎えますが、ご高齢の患者さんからは「先生にずっと診てほしいから、私よりも長生きしてください」と言われるようになりました。そのたびに、地域の歯のホームドクターとしての責任を感じています。これからもスタッフと一丸となって、患者さんの期待に応えられる歯科医院を目指していきたいと思っています。
リラックスできる院内づくり
歯の治療を受けるときは、誰でも緊張しています。その状態で歯を削ったりすると、痛みを強く感じて治療にも影響を与えます。治療前後の緊張が少しでも和らぐよう、温もりを感じる院内環境づくりに努めています。
受付
待合室は、窓ガラスから日差しが差し込んで明るい雰囲気があり、ゆったり座れるソファーをご用意しています。また、受付は温もりのある木製のカウンターです。少しでもリラックスしていただければと思います。
カウンセリングルーム
カウンセリングは、個室のカウンセリングルームで行います。プライバシーが保たれていますので、気になることがありましたら何でもご相談ください。専任のトリートメント・コーディネーターがじっくりとお話を伺い、治療前の不安やお悩みを取り除いていきます。
個室の診療室
診療室はプライバシー確保を配慮した圧迫感のない半個室ですので、治療に専念していただけます。
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患者さんの要望を引き出すカウンセリング
歯科医院に初めて行くとき「痛くされたくないな」「ちゃんと治るかな」「先生は怖くないかな」など、誰もが不安でいっぱいです。カウンセリングをしていると、その不安な気持ちがスタッフやドクターにもしっかり伝わってきます。
カウンセリングで大切にしていることは、患者さんのご要望に対してきちんと応えていくことです。カウンセリングルームをご用意し、歯のお悩みや治療へのご要望などをじっくりとお聞きします。話しやすい雰囲気を大切にしていますので、気になることがありましたら、遠慮せずに何でもお話しください。
信頼関係を築いて本当の要望を導く
患者さんの要望には、表面的なことと、ご本人さえも気づいていない深い欲求とがあります。カウンセリングでは、質問などをしながら患者さんの要望を把握していきます。しかし、限られた時間の中で本当の欲求を導き出すのは難しく、治療を進めていくうちに本当の要望が初めてわかることがあります。
たとえば、カウンセリングでは保険診療を望んでいたのに、被せ物を入れる頃になって、セラミックの自費の被せ物に変更する場合があります。あるいは、最初は主訴の治療だけを希望していたのに、治療を終えると「ほかの歯もセラミックのキレイな歯にしたい」と言ってこられる方もいます。
治療をしていくうちにご要望が変わっていくのかもしれませんが「もっと健康になりたい」という潜在的な欲求は、誰もが持っているでしょう。潜在的な欲求は、患者さんと信頼関係を築いていくうちにはっきりしてくることが多いように感じます。治療をスムーズに進めるためにも、表面的な要望と本当の欲求のギャップがないカウンセリングを心がけています。
話しやすい雰囲気のカウンセリングルーム
患者さんに何でもお話しいただけるように、カウンセリングルームをご用意しています。主訴や現在の悩みから始まり、お口の中を今後どのようにしていきたいのかを伺い、当院の診療方針についても説明します。プライバシーが保たれていますので、周りを気にせずにお話しできます。不安や気になることは、すべて遠慮せずにお話しください。
DentalX(デンタルテン)を使ったわかりやすい説明
お口の中の状態や治療計画などは、DentalXを使ってわかりやすく説明いたします。DentalXは、歯科医院専用のソフトウェアで、患者さんのデータをコンピュータに取り込むことで、お口の中を一元管理することができます。
イラスト付きの診断書を作成でき、それをお見せしながら現在の状態や将来の予測などを説明すると、レントゲンや模型よりもわかりやすいと好評です。お帰りの際にプリントアウトした診断書をお渡ししますので、ご自宅でゆっくりご覧ください。
【CGF再生療法】高度なインプラント治療
骨の厚みや深さが足りないと、骨の再生(骨造成)手術をしなければインプラントを埋入できません。骨造成を行うには、高度な口腔外科の技術と知識が必要です。当院では、患者さんから採血した血液を使ったCGF再生療法を行っています。
CGFは血小板を濃縮した膜で、傷口の治りを促進する働きがあります。骨造成手術を行うとき、CGFに人工骨を混ぜて患部に入れると、骨の再生能力が高まって傷口の治りが早くなります。
CGF再生療法は、インプラントの骨造成以外に、歯周組織再生療法などにも有効です。また、自己採血成分なので副作用や感染リスクの心配がなく、治癒力を高める方法として、骨造成や歯周組織再生などの治療に期待が高まっています。
【メディフュージ(遠心分離機)】CGFを抽出する装置
採血した血液からフィブリンゲル(CGF)を抽出する装置です。患者さんから採血した血液をメディフュージに入れてセットすると、15分程度でフィブリンゲルが作製できます。抽出した成分は、骨造成のときに骨の再生能力を高めるために使用します。
痛みをコントロールして、ストレスフリー歯科治療を提供します
当院では、むし歯治療やインプラント手術など、通常は一般的な麻酔注射(浸潤麻酔)を使いますが、痛みの不安が極度に強い方やお子さんへは、笑気麻酔などの麻酔も対応しています。
【痛みに配慮した治療:特徴1】笑気麻酔で治療の不安を取り除く
痛みの不安が強い方や初めて治療を受けるお子さんには、笑気麻酔をおすすめしています。笑気麻酔はリラックス効果の高い無刺激性のガスで、治療中の不安を和らげる麻酔法です。吸入すると意識がぼんやりしてきます。治療中の意識はあり、周囲の音や呼びかけにも反応できますが、恐怖心が薄らいでいくので不安がなくなり、落ち着いて治療ができます。
お子さんのトラウマ解消に最適
笑気ガスは身体に負担がかからず、成人はもちろん、小さなお子さんからご高齢の方までどなたでもお使いいただけます。特に初めて治療を受けるお子さんに笑気麻酔で不安を取り除いてあげると、治療に対して自信がついていくようです。
象の鼻のようなノズルの先にはバニラエッセンスを塗っています。恐怖心の強いお子さんには「アイスクリームの匂いがする、象さんの鼻をつけようか」と説明すると、楽しそうに笑気麻酔を吸引してくれます。笑気麻酔のリラックス効果で、嫌がらずに最後まで治療ができます。
<笑気麻酔のメリット>
・治療中の恐怖心がなくなり、リラックスして治療ができる
・身体に負担がかからず、子どもからご高齢の方まで誰でも使える
・治療中の痛みがなくなる
<笑気麻酔ができない方>
・妊娠中や授乳中の方
・呼吸器疾患がある方
・てんかんやパニック障害などの既往症がある方
※これらに該当する方は、事前にご相談ください。
【痛みに配慮した治療:特徴2】表面麻酔で麻酔時の痛みを和らげる
麻酔注射を打つときの痛みを和らげるために、事前に表面麻酔を塗って患部を麻痺させます。その後、電動麻酔器でゆっくりと薬を注入するので、チクっとした痛みや薬が入るときの違和感がほとんどありません。
●表面麻酔とは
麻酔注射をする前に使う、塗り薬タイプの麻酔薬です。粘膜に表面麻酔を直接塗って数分そのままの状態にしておくと、患部が痺れてきて麻酔注射による痛みが緩和されます。
それでも、麻酔が効かない場合
下顎の奥歯は、麻酔が効きにくい場所です。浸潤麻酔が効かない方には、神経に直接麻酔を効かせる伝達麻酔で麻酔をかけます。
全身の健康を考えたしっかり噛める治療
むし歯や歯周病で歯がボロボロになってしまったら、どのようなことが起きると思いますか?恐らく、食べ物をよく噛まずに飲み込んでしまうのではないでしょうか。さらに胃腸にも負担がかかり、胃痛や消化不良に悩まされることもあるでしょう。「噛む」ということは、お口の中だけでなく、胃腸から姿勢に至るまで、全身の健康に大きな影響を与えているのです。
噛み合わせと全身の健康との深い関係
噛み合わせが悪いと、お口全体の噛み合うバランスが崩れ、むし歯や歯周病のリスクが高まります。それだけではなく、全身の健康にも悪い影響を与えているのです。
人間が生きていく上でとても重要な行為は「噛む」ことです。私達は、口から入れた食べ物を歯でよく噛み砕いて飲み込みます。口から入った食べ物は、胃の中に届くと消化吸収され、栄養分が全身に行きわたって健康な身体を作ります。
よく噛むことで、お口の健康は保たれます。たとえば、だ液の分泌量が増えてお口の中の環境がよくなります。顎やお口周りの筋肉が鍛えられて歯肉の血行もよくなるので、むし歯や歯周病のリスクが抑えられます。また、噛んだときに脳に刺激が伝わり、認知症の発症率も軽減すると言われています。こうしてみると、しっかり噛むことで全身の健康を維持していることが理解できます。
「噛める治療」から「噛めるメンテナンス」までしっかりサポートします
「噛める」ことは、生活の質を高める重要な鍵を握っています。当院の治療は、全身の健康を意識した、しっか噛める治療です。むし歯や歯周病のために今まで噛めなかった歯を治療して噛めるようにし、その状態を長持ちできるように、治療後のメンテナンスにも力を入れています。
歯科治療の目的は「噛める」状態にすること
重度のむし歯で治療が望めないとき、抜歯を提案することがありますが、患者さんによっては、抜かずに残してほしいとおっしゃる方もいます。お気持ちは理解できますが、そのままの状態では次の治療に進めません。
歯科治療の目的は、お口を「噛める」状態に戻すことです。ひどいむし歯で被せ物を装着できなければ、目的を達成するために、抜歯をして次のステップ(治療)に移らなければなりません。
ご提案できる治療方法は、残っている歯や歯槽骨(歯を支えている骨)、歯周組織などの状態によって変わります。インプラントにしたくても、骨の状態によって難しい場合もありますし、残っている歯が少なすぎてブリッジができないこともあります。それらを総合的に判断した上で、患者さんのご要望を満たす、しっかり噛める治療をご提案いたします。
当院のしっかり噛める治療
一般歯科(むし歯治療)
補綴物を装着したあとは、咬合調整をしっかり行って、しっかり噛める状態にします。また、できるだけ抜かない治療を心がけていますが、重度のむし歯の場合は、噛める状態にするために抜歯を必要とすることもあります。その後の治療は、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどで、噛める状態に治します。
歯周病治療
歯を失う原因のトップが歯周病です。自分の歯で食べられることは、全身の健康につながり、ひいてはQOL(生活の質)が高まります。歯周病治療で歯肉の状態を整えて、自分の歯で噛めるようにします。
審美歯科
審美性と機能性を重視した治療を行っています。歯周病治療を先に行って歯肉の状態を安定させるので、しっかり噛めて、しかも美しく仕上がります。また補綴物に、身体に優しいメタルフリー素材や歯根破折(根の破損)を防ぐファイバーコア(グラスファイバーを使った土台)を使用することで、しっかり噛める状態に仕上げています。
インプラント
歯科治療のもう1つの目的は、歯槽骨(歯を支えている骨)の保存です。歯を失った期間が長くなると、歯槽骨が痩せていきます。インプラントは、インプラント体(人工歯根)を埋入して歯の根から回復する治療です。インプラント体が骨と結合して歯槽骨の退縮を防ぎ、しっかり噛めるようになります。
入れ歯治療
入れ歯は、よく噛める状態に仕上げれば、外れたり痛くなったりすることはありません。当院の入れ歯のコンセプトは、しっかり噛める入れ歯です。今ある入れ歯を元に作る「コピーデンチャー」、インプラントを応用した「インプラントオーバーデンチャー」、歯ぐきに優しい「ノンクラスプデンチャー」など、本当に噛める入れ歯をお作りしています。
メンテナンス
治療後の安定した状態を維持するために、メンテナンスに力を入れています。定期的にお口の中をクリーニングしてむし歯や歯周病の再発を防ぎ、しっかり噛める状態を保ちます。
初めての方へ
植村歯科クリニックの理念 ~Happy Smile for All ! ~
私達、植村歯科クリニックは、
みんなの笑顔のために!という理念のもと、良質な歯科医療を提供し、
予防管理のお手伝いを通じて、患者さんのQOLの向上に貢献します。
私の笑顔のために、感謝の心を忘れず、
あなたの笑顔のために、利他の心で、
みんなの笑顔のために、心を一つにして、
喜んでもらえる歯科医院作りを目指しながら、
人間的な成長を楽しんでいます。
地域の皆さんの歯っぴぃスマイルを応援します!
開院して以来、地域の皆さんの診療を続けてきました。痛みを訴え、はじめはつらそうな表情をしていた方でも、治療を終える頃には明るい笑顔に変わっていきます。素敵な笑顔に接すると、私達スタッフも笑顔になれるのです。患者さんの笑顔は私達スタッフの宝物です。当院は、歯っぴぃスマイルを応援する、笑顔になれる歯科治療を目指しています。
お口の中にむし歯や歯周病があると、口元が気になり、せっかくの笑顔が消えてしまいます。またお口の中の健康は、全身の健康やメンタル、ひいては社会的な健康のバロメーターです。
心と身体が健康で社会的にも健全に過ごせるよう、お口の健康を守るお手伝いをしながら、患者さんが素敵な笑顔を取り戻し、幸せな毎日を送るお手伝いをしたいと思っています。
コミュニケーションを取りながら歯っぴぃスマイルを応援します!
当院では、患者さんのご要望に合った治療を進めるために、カウンセリングを重視しています。初診時にはスタッフが詳しくお話を伺いながら、患者さんのお悩みやこの先お口の中をどのようにしたいかなどを確認します。同時に、診療方針も説明いたします。
患者さんの疑問や不安にお答えできるよう、ご要望の把握に努めていますが、限られた時間の中では十分に把握しきれない場合もあります。患者さんの同意をいただいた上で治療に進みますが、患者さんとコミュニケーションを取りながら進めていきますのでご安心ください。
気になることや治療へのご要望は、その都度お話しいただければ可能な限り対応いたします。何かございましたら、遠慮せずにご相談ください。
診療の流れ
Step1.初診受付
受付で問診票をお渡ししますので、主訴や気になることを記入していただきます。
Step2.初診カウンセリング
初診カウンセリングでは、問診票をもとにスタッフがお話を伺います。主訴や患者さんの治療に対する考え方などを詳しくお聞きし、当院の診療方針もわかっていただくためにきちんと説明いたします。また、主訴を把握するために、デジタルレントゲンで撮影をします。
Step3.主訴(今一番気になっていること)の治療
治療を行い、主訴を解消します。
Step4.診査・診断(2回目の通院)
精密検査を行い、お口の中全体の状態を把握します。
<検査内容>
・歯周病検査
・レントゲン写真の撮影
・口腔内写真の撮影
・口腔内の模型の製作(義歯・被せ物など大がかりな補綴が必要な場合)
Step5.治療計画の作成
検査結果をもとに診断し、治療計画をご提案します。治療方法については、メリット・デメリットも含めてお話ししますので、患者さんの同意をいただいた上で治療に進みます。
Step6.治療開始
治療計画に沿って治療を進めていきます。
Step7.メンテナンス
お口の健康を維持するために、3か月に一度のメンテナンスをおすすめしています。
2015年8月10日
歯科衛生士 K.K
【好きな言葉】
笑顔
ー笑顔でいることは自分も人も心が暖かくなれる。
そして前向きな気持ちになると思います。
【仕事に対するモットー】
正確にかつ迅速に行動することを心がけたいです。そしていつでも笑顔を忘れないようにしたいです。
【患者さんから言われてうれしかった言葉】
「歯医者に来るのは怖い気持ちかあったけど、あなたが治療中に声かけをしてくれたから安心できました。ありがとう」と言ってもらえたこと。
【ズバリ!当院の一番の魅力は?】
患者さんをお待たせしないこと。一人一人の患者さんに合う治療内容など、患者さんを一番に考えていること。
【やりがいを感じるのはどんなとき?】
患者さんから「ありがとう」「頑張ってね」と声をかけてもらえた時
【最後に、院長はどんな人?】
笑顔が素敵!
院長の笑顔で周りにいる人は幸せな気持ちになれます☆